「フォームは作ったけれど、送信したあとの画面に何を書けばいいか分からない」「とりあえず『送信が完了しました』とだけ書いている」「自動返信メールと同じ内容を書いていて、これでいいのか自信がない」このようなお悩みをお持ちの企業様は多いのではないでしょうか。完了画面(サンクスページ)は、フォームに入力してくれた方が最後に見る画面です。ここで何を伝えるかによって、その後の問い合わせ対応の手間も、自社サイトへの再訪も変わります。ところが、完了画面の文例を集めた記事は多いものの、自動返信メールと何を書き分けるのかまで踏み込んだものはほとんどありません。その結果、同じ内容を二重に書くか、逆にどちらかが空のままになりがちです。本記事では、お問い合わせフォームの完了画面に必ず書く5つの項目と、自動返信メールとの書き分けの基準を解説します。そのままコピーして使える文例も用意しました。この記事を読むことで、自社の完了画面の文面を書き直し、メールとの重複をなくせるようになります。完了画面(サンクスページ)は何のためにあるのか完了画面は、送信できたかどうかの不安を消し、次に何が起きるかを伝えるための画面です。フォームの送信ボタンを押した直後、ユーザーには自分の入力が届いたかどうかが分かりません。画面がほとんど変わらないままだと、送信できていないと判断して同じ内容を何度も送ることになります。完了画面が果たす役割は、次の3つです。送信できた事実を伝える:入力内容が正しく届いたことを、その場ではっきり示す次に何が起きるかを伝える:いつ、どのような形で返信が来るのかを示す次の行動へ導く:関連するページや資料を案内し、行き止まりにしない3つ目が抜けている完了画面は少なくありません。「ありがとうございました」だけで終わると、せっかく問い合わせまで進んだ方が、そのままブラウザを閉じてしまいます。なお、入力画面・確認画面を含めたフォーム全体の作り方は「メールフォームとは?設置のメリットと作成方法を徹底解説」で解説しています。完了画面に必ず書く5つの項目完了画面に必ず入れる項目は、送信完了の明示・受け付けた内容・返信の目安日数・届かないときの連絡先・次の導線の5つです。大切なのは、それぞれを「書いたほうがよいもの」ではなく「書かないと何が起きるか」で捉えることです。5つの項目が何を防いでいるのかを整理します。項目書く内容書かないと何が起きるか1. 送信完了の明示「送信が完了しました」とはっきり書く送れたか分からず、同じ内容を二重に送信される2. 受け付けた内容問い合わせの種別、控えのメールを送った旨何を送ったか確認できず、問い合わせ内容の照会が来る3. 返信の目安日数「3営業日以内にご連絡します」「まだ返信が来ない」という催促の連絡が来る4. 届かないときの連絡先電話番号、迷惑メールフォルダの確認案内返信を受け取れないまま離脱される5. 次の導線よくある質問、資料、トップページへ戻るリンク完了画面が行き止まりになる「返信の目安日数」だけは、必ず日数で書く5つのうち最も抜けやすく、抜けたときの影響が大きいのが返信の目安日数です。「担当者より折り返しご連絡いたします」とだけ書かれていても、ユーザーはいつまで待てばよいのか分かりません。待てる時間は人によって違うため、目安がないと「今日中に返事が来るはずだ」と受け取る方も出てきます。Quboをご利用いただいているお客様から、「フォームを設置したところ、回答者から返信の時期について問い合わせが来るようになった。どう対策すればよいか」というご相談が寄せられます。こうしたフォームの完了画面を確認すると、返信の目安が書かれていないケースがほとんどです。書くときは「3営業日以内」のように日数で示します。土日や祝日を挟むケースを考えると、「日以内」より「営業日以内」のほうが誤解がありません。年末年始や大型連休で通常より時間がかかる期間は、その旨を一時的に追記します。目安を示したうえで守れないほうが、目安がないより印象を損ねます。完了画面と自動返信メール、どちらに何を書くか完了画面と自動返信メールは、閉じたら見られなくなって困る情報はメールへ、その場で次の行動を促す情報は完了画面へ置きます。両方に書くのは「受け付けた事実」と「返信の目安日数」の2つだけです。書き分けの根拠は、2つの性質の違いにあります。完了画面は、閉じたら二度と見られない。その場で読まれることが前提自動返信メールは、後から見返せる。手元に残ることが前提この違いから、それぞれに置くべき情報が決まります。書く内容完了画面自動返信メール理由受け付けた事実○○その場の安心と、手元に残る証跡の両方が必要返信の目安日数○○画面を閉じたあとも確認できるようにする入力内容の控え×○完了画面に出すと、共有パソコンで第三者に見られる問い合わせ番号△○後から照会に使うため、手元に残す次の導線(関連ページ・資料)○△その場でクリックされなければ意味がない詳しい案内・注意事項×○完了画面で長文を読ませても、読み飛ばされるこの関係を図にすると、それぞれの担当範囲と、重なる2つがひと目で分かります。特に間違えやすいのが入力内容の控えです。丁寧に見えるため完了画面に全項目を並べているケースがありますが、社内の共有パソコンや店頭の端末から送信された場合、次に触った人に氏名や電話番号が見えてしまいます。控えはメールに送るだけで十分です。逆に、次の導線を自動返信メールだけに置くのも機会損失です。メールはその場ですぐに開かれるとは限らず、開かれたときには関心が下がっています。関連ページや資料を見てほしいなら、完了画面に置きます。迷ったときの判断基準書く場所に迷ったら、「この情報は、画面を閉じたあとも必要か」で決めます。必要 → 自動返信メールに書くその場かぎりでよい → 完了画面に書く自動返信メール側に何を書くかは「自動返信メールで顧客満足度を上げる!作成ポイントと実例テンプレート」で文面のテンプレートとあわせて解説しています。そのまま使える完了画面の文例ここまでの5つの項目と書き分けを反映した文例です。自動返信メールと重複しない形にしてあります。会社名・連絡先は自社のものに置き換えてご利用ください。お問い合わせを受け付けたときお問い合わせありがとうございます。送信が完了しました。ご入力いただいたメールアドレス宛に、受付完了のメールをお送りしています。内容を確認のうえ、3営業日以内に担当者よりご連絡いたします。メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダをご確認ください。お急ぎの場合は、お電話(03-0000-0000/平日9:00〜18:00)でも承ります。▼あわせてご覧ください・よくあるご質問・サービス資料のダウンロード資料請求を受け付けたとき資料をご請求いただきありがとうございます。送信が完了しました。ご入力いただいたメールアドレス宛に、資料のダウンロードリンクをお送りしています。数分経っても届かない場合は、迷惑メールフォルダをご確認ください。資料の内容についてのご質問は、そのままメールにご返信ください。担当者が3営業日以内にお答えします。▼あわせてご覧ください・導入事例・料金プラン採用応募を受け付けたときご応募いただきありがとうございます。送信が完了しました。ご入力いただいたメールアドレス宛に、受付完了のメールをお送りしています。書類選考の結果は、1週間以内にメールでご連絡いたします。連絡が届かない場合は、お手数ですが下記までご連絡ください。採用担当:recruit@example.jp▼あわせてご覧ください・社員インタビュー・募集職種一覧いずれも入力内容の控えを画面に並べていない点が共通しています。控えはメールに任せ、完了画面は「完了した事実」「いつ返信が来るか」「次に見てほしいもの」の3つに絞ります。完了画面を作るときの注意点完了画面を作るときは、検索結果に表示させない・確認画面と役割を混ぜない・到達を計測できる形にするの3点に注意します。検索結果に表示させない完了画面は、フォームを送信した方だけが見る画面です。検索結果に出ても意味がないため、noindex を設定して検索エンジンに登録させないようにします。※完了画面へのリンクを他のページに置くのも避けます。送信していない方が直接たどり着けてしまい、「送信が完了しました」という表示だけが独り歩きします。確認画面と役割を混ぜない入力内容を見せる場所は確認画面です。完了画面で同じ内容を再掲すると、画面の役割が重なります。確認画面:送信前に入力内容を見直してもらう完了画面:送信後に、完了の事実と次の行動を伝えるその確認画面が必要かどうか、どう作れば離脱を防げるかは「フォームに確認画面は必要?外すと問い合わせが減る理由を解説」で解説しています。到達を計測できる形にする完了画面は、コンバージョンを数えるうえでの到達点になります。完了画面だけの固有のURLを持たせておくと、どれだけの方が送信まで到達したかを測れます。入力画面から完了画面までの遷移率を測る具体的な手順は「Quboフォームの遷移率をGA4ファネルデータ探索で可視化」で解説しています。まとめ:完了画面は「次の一手」を示す場所完了画面は、送信できた事実を伝えるだけの画面ではありません。次に何が起きるかを示し、次の行動へ導くための場所です。必ず書く5つの項目:送信完了の明示/受け付けた内容/返信の目安日数/届かないときの連絡先/次の導線目安日数は日数で書く:「折り返しご連絡します」では、いつまで待てばよいか伝わらないメールとの書き分け:両方に書くのは「受け付けた事実」と「返信の目安日数」の2つだけ控えは完了画面に出さない:共有パソコンから送信された場合に、第三者へ見えてしまう迷ったときは、「この情報は、画面を閉じたあとも必要か」で判断します。必要ならメール、その場かぎりでよければ完了画面です。とはいえ、完了画面に凝る必要はありません。画像を並べたり、長い挨拶文を置いたりしても読まれません。5つの項目を短く書き、次に見てほしいものを1〜2本置くだけで十分です。まずは自社の完了画面を開き、返信の目安日数が書かれているかを確認してみてください。Quboにご相談いただくケースでも、ここが空いていることが多くあります。Quboなら完了画面と自動返信メールをまとめて設定できるQubo(キューボ)は、専門知識やスキルを必要とせず、誰でも簡単にお問い合わせフォームやイベント・キャンペーンの申し込みフォームなど、ビジネス向けのフォームを作成・運用できるツールです。完了画面に表示するテキストは、管理画面から自由に編集できます。任意のリンクボタンやテキストリンクを追加できるため、本記事で挙げた「次の導線」もそのまま設置できます。完了画面の文言を編集:送信後に表示するテキストを、フォームごとに設定リンクボタンの追加:よくある質問や資料ダウンロードへの導線を1クリックで追加自動返信メールの設定:完了画面と同じ管理画面から、メールの文面もあわせて編集同じ画面で両方を設定できるため、書き分けを確認しながら文面を調整できます。実際の設定画面は次のとおりです。詳しい操作方法は、ヘルプセンターの「フォームの完了画面を編集する」をご覧ください。無料トライアルでお試しくださいフォームの作成・運用を検討されている企業様は、ぜひQuboの無料トライアルをご活用ください。使ってみてお気に召さなかった場合は、30日間で自動終了となり、課金や請求などをされることはありませんので、安心してお試しください。すべての機能を30日間利用可能(有料プランと同等)無料トライアル時のクレジットカード登録は不要自動課金なし(有料版へアップグレードしない限り費用は一切発生しません)お申し込み後、すぐにご利用いただけます!無料トライアルをはじめる